美容業界のねじれ構造

オトカワJPの寺岡です。

美容業界ってねじれ構造なんですよね。

 

店舗は年々増えています。人口は少しづつ減っています。お客さん=減っている、店舗数=増えている。

 

では美容師(免許取得者数)は?じつは少しづつ増えているのですよね。昔よりも離職率が上がっているので、美容師が減っているように感じているオーナーも多いと思いますが、分母自体は増えています。

 

美容室経営における人件費は年々上がっています。ふむ。

 

・人口は減っている

・店舗は増えている

・美容師は増えている(離職率が高いだけ)

 

この「3つの点を線にする」と見えてくることがあります。

 

売り手市場で就職には困りません。むしろどの店に入店するか迷う。だけどスタイリストになった瞬間に現実の厳しさに気付く。そうなんです!固定客を増やす(美容師としての本筋)の難易度があがっています。

 

労働時間が長いとか、給料が安いとか、ブラックといわれていた待遇・福利厚生は年々改善されています。これからの美容業界のテーマはそこじゃないんですよ。リアルギャップの部分です。スタイリストになってからの難易度が格段に上がっていることです。

 

新規客を呼べないサロンも増えてしまいました。こういったサロンでスタイリストデビューした美容師さんは?どうやってお客様を呼びますか?固定客にしますか?

 

業界研究の数字を見ると、少し恐ろしくなる今日この頃です。

コメント

フォーム

メールアドレスが公開されることはありません。

Author

images
images

私は2005年頃(ネット活用の黎明期)から美容業界でお世話になってきました。普段は(特に美容室の)WEBコンサルタントしてサロンのMTGに参加したり、カメラの腕前を活かしてモデル撮影のカメラマンを担当しております。

Category カテゴリー

New article 新着記事

Archive アーカイブ

Contact Contact

images

お問合せ

以下よりご相談またはお申込みを受け付けております。
まずはご不明な点や質問など、お気軽にお問合せください。